9月のお台場潜水/地獄沼からの帰還
お台場って、なんであんなに犬がいっぱいいるんだっっ!?
こんばんわ。happyratです。
お台場潜水、一年経ちました!
わーいわーい!
そして、海の中は...
なにもいない...。
もちろん、全く何もいないわけではないくて、必ずいるイソギン君/イトヒキゴカイ君と、おまえは酸素いらないのかマハゼ君、そして巨大アサリのホンビノスガイがごろごろって感じ。あ、ボラもいた。おまえも一体何食ってんだ?
夏の間の無酸素水塊にやられたのであろう。海底は貝やカニの屍が累々と続き、透明度も最悪。
ちょっと底に手をつけばたちまちやわらかい有機物のどろのようなもわもわがまいたって、瞬時に真っ暗闇に。。。みんなが「バクテリア」と呼んでいるしろい粉が吹いたような海底が、やたらに柔らかくて、プリンみたいにぷるぷるなのが気持ち悪い。
船の科学館のポンドでも、あれだけ大勢いたホウキムシの大群落がほぼ全滅。茶色い残骸だけが残っていて、壁はイソギンチャク祭りに。。。
でも、聞いたところではマンハッタンボヤという外来種の子供が付き始めていたとのこと。これから気温が下がって、有機物が消化されて、水が澄んでいくに従って、遠い国から来た生き物たちが、夏の大惨劇の跡地へ続々とやってくるのだろう。
誤解を恐れずに言おう。東京湾の海底では四季のサイクルはない。ただ直線的に生物相が変化して行くのだ。ここからなにか見つけられるだろうか。。。
かけらを切り取って、試し始めました。
作戦コードネーム「地獄沼からの帰還」。
どうなるかな。